メイクをすると、肌の調子が悪くなる気がする。なぜ肌荒れしてしまうの?どうすれば治る?このままメイクができないのは嫌だな~。肌荒れ中でも使えるコスメやメイクのコツを教えてくださいな。
こんな悩みに答えます。
この記事でわかることはこちら。約5分で読めます!
-
- メイクで肌荒れしてしまう3つの原因
- 肌荒れしてしまった場合の対処法
- 肌荒れしにくい化粧品の選び方
- 肌荒れ中のメイクのやり方
- 肌荒れ中にメイクをするときの注意点
当サイト管理人・こうすけ(34歳)。男性向けコスメマニア。それぞれの製品を1ヶ月以上使用し、1つの製品の評価でなく全ての製品から総合的に判断した評価を掲載しています。
メイクで肌荒れしてしまう3つの原因
「メイクをした途端、急に肌の調子が悪くなった」
「毎回同じ化粧品を使っているのに、最近肌の調子が良くない気がする」
せっかくメイクをしているのに、もともとの肌状態が悪くなると悲しいですよね。
しかし肌荒れしたままメイクを続けると、どんどん悪化する可能性もあります。
まずはメイクで肌荒れしてしまう原因を理解しておきましょう。
油分が多すぎる
化粧品に含まれる油分が原因で肌荒れを起こすことがあります。
化粧品の成分はそのほとんどが油分です。また私たちの肌からも、皮脂として油分が作られています。
この2つの油分が混ざり合うと、肌に乗っている油分が増えて毛穴が詰まりやすくなります。これにより
-
- アクネ菌が繁殖してニキビができやすくなる
-
- 毛穴が黒ずんで目立つようになる
こんな肌悩みを引き起こす原因となってしまいます。
油分の量は人によって適正量が違うので、同じ化粧品を使っても肌荒れする人としない人がいるわけですね。
化粧が肌に残っている
化粧が落としきれていないことが原因で、肌荒れを起こすことがあります。
通常、化粧品はしっかりと洗顔すれば落ちるので、肌トラブルになることはありません。
しかし洗浄力とメイクが合わないと、落としきれずに肌に残ってしまうことがあります。
肌に残った化粧は汚れとして毛穴に詰まり、上述した毛穴トラブルやニキビを引き起こす原因になります。
洗顔後はティッシュなどで軽く顔を拭って、化粧が残っていないかチェックしましょう。
肌に合わない成分が配合されている
化粧をした直後にカサつきやピリピリ感を感じるなら、化粧品が自分の肌に合っていないかもしれません。
化粧品には様々な成分が配合されているので、人によっては合わない場合があります。
肌に合わない成分が触れると、拒否反応としてかゆみや赤みなどの症状が出ることがあります。
メイクで肌荒れしてしまった場合の対処法
メイクをして肌荒れをしてしまった場合、どうすればいいのでしょうか?対処法を紹介します。
洗顔をしっかりとする
メイク後に肌荒れを起こしてしまった場合、すぐに洗顔をして化粧を洗い流しましょう。
化粧が肌に残っていると肌荒れが悪化することがあるので、クレンジングと洗顔をしてしっかりと落とします。
洗顔後はいつも使っている化粧水や乳液でしっかりと保湿をし、肌を休めます。
しっかり洗顔して皮脂を落とすと今度は乾燥してしまうので、保湿はいつもより入念に!
低刺激のものを使い、なるべく触らない
肌荒れが起こっているときは、肌に刺激の少ないアイテムを使いましょう。
肌荒れ中は、とても敏感な状態です。普段は刺激にならないものでも肌の負担になることもあります。
また肌が荒れているとついつい気になって触ってしまいそうになりますが、意識的に我慢を。
手についた雑菌が移ったり、触れることで肌の負担になったりします。
低刺激で肌に優しい処方のものを使い、極力触れないように生活をしましょう。
肌荒れしにくい化粧品の選び方
化粧品で肌荒れしてしまった経験のある方は、どんなものを選べばいいか慎重になりますよね。しかし残念ながら、全ての方が安心して使えるという化粧品はありません。
あくまで「肌荒れしにくい」という理由から、選んでほしい化粧品を紹介します。
オイルフリーのものを選ぶ
皮脂の多さが気になる方は、オイルフリーの化粧品を選びましょう。オイルフリーとはその名の通り、油分が含まれていないアイテムです。
多くの化粧品には油分が含まれており、油分と水分を混ぜ合わせる「界面活性剤」を使用しています。
界面活性剤は肌を刺激から守るバリア機能にダメージを与えてしまうので、肌荒れ中はなるべく使用を避けたいところです。
オイルフリータイプであれば界面活性剤を使っていないものが多いので、刺激に弱い肌にはおすすめですよ。
オイルフリータイプはクレンジング不要のものが多いので、洗顔による肌の負担も軽減できますよ!
ノンコメドジェニックのものを選ぶ
ニキビが気になる方は、ノンコメドジェニックのものを使いましょう。
ノンコメドジェニックはニキビの原因となるアクネ菌の養分になりにくい成分で構成されているので、ニキビを誘発しにくくなっています。
必ずしもニキビができないと保証されているわけではありませんが、ニキビのもとになりにくいと確認されているので安心して使えますよ。
低刺激・高保湿のものを選ぶ
肌荒れ中のメイクの基本は「低刺激・高保湿」です。
化粧品のどの成分で肌荒れしたのか、特定することは困難です。まずは肌の負担になりにくい「アルコールフリー」や「合成香料フリー」などの「フリー表記」を基準に選ぶと良いですよ。
フリー処方のものがどんな人の肌にも合うというわけではありませんが、あくまで選ぶ基準としてチェックしてみてはいかがでしょうか。
また肌を保湿することは、紫外線やPM2.5などの外的刺激から守るために最も大切です。
低刺激も重要ですが、保湿成分がしっかり配合された化粧品で日中も肌を保湿することも忘れずに。
肌荒れの種類で使い分ける
肌荒れの種類で化粧品を使い分けましょう。同じ肌荒れでも、症状により対策が異なります。
乾燥している場合
肌悩みが乾燥のみであれば、保湿成分が配合されたファンデーションなどを使いましょう。
肌荒れ中は負担の少ないパウダーファンデーションやフェイスパウダーがおすすめですが、乾燥肌の場合はさらに乾燥することがあります。
皮脂を吸着してテカリを防ぐような化粧品は避け、リキッドファンデーションやBBクリームで日中も保湿をしっかりと。
ニキビの場合
ニキビの場合はなるべく毛穴をふさがないことが大切です。毛穴に入り込むリキッドタイプの使用は避けて、パウダータイプを使いましょう。
アクネケアができるニキビ専用の薬用タイプだとより安心です。
UV効果があるものを選ぶ
UV効果のある化粧品を選びましょう。様々な肌トラブルを引き起こす紫外線は、1年中対策が必要です。
UV効果のあるファンデーションを使う・日焼け止めを塗ってからフェイスパウダーをするなど対策をしましょう。
肌荒れ中のメイクの方法は?
それでは、肌が荒れているときのメイクの方法を見ていきましょう。
なるべく控えめ、薄付きを心がける
炎症や乾燥で肌がピリピリしているときは、メイクは控えめにしておきましょう。
特にベースメイクは肌全体に塗るので、刺激を感じやすいものです。いろいろなアイテムを重ねるのは肌の負担になってしまうので、1つか2つにしておきましょう。
ベースメイクを抑えれば、洗浄力の強いクレンジングを使う必要もなくなります。
控えめメイクのやり方
- 肌に優しい処方の日焼け止めクリームや、化粧下地を薄く塗る
- フェイスパウダーやパウダーファンデーションでベースを整える
ハイライトでポイントメイク
ベースメイクを薄付きにする分、ハイライトのポイントメイクで透明感のある肌を演出するのもひとつの手です。
くすみやシミなどをハイライトの光で飛ばし、目立ちにくくすると同時に透明感のある肌に見せてくれますよ。
無理に隠すより、自然な仕上がりになるのが特徴です。
ハイライトのやり方
頬骨の上あたりに広めに乗せます。
肌荒れ中のメイクで注意したいポイント
最後に、肌荒れ中のメイクで注意してほしいポイントを解説します。
普段よりも敏感肌になっているので、刺激を与えないように注意しましょう。
清潔なアイテムを使う
肌荒れ中は、清潔なアイテムを使いましょう。
数年前に開封した化粧品は、使用期限が切れたり雑菌が繁殖していたりすることがあります。
化粧品だけでなく、毎日使うパフなどはこまめに洗浄して清潔な状態を保ってくださいね。
様子を見ながら使う
トラブルを起こしているときの肌は、とても敏感です。普段問題なく使えているものでも、何らかの成分により肌荒れを悪化させることもあります。
顔全体に付ける前に少量を付けてかゆみが出ないか確認してから使うなど、様子を見ながら使いましょう。
まとめ
肌を美しく見せるには、色ムラやニキビなどが目立たないように肌を均一にすることが大切です。
肌荒れ中でも上手にメイクをして、肌をいたわりながら整えていきましょう。